書籍紹介【賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか】
みなさんこんにちはRNです🐱👤
私は普段昼食を職場近くのコンビニで済ませることが多いのですが、たまにすごい量のお弁当が捨てられているのを見て、もったいないなぁと感じてしまいます。
今回はそんな「食品ロス」に関しての書籍【賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか】の紹介です!
目次
【どんな書籍なの?】
食品ロスが発生する原因と食品ロスを少しでもなくすための考え方が学べる一冊です。
【内容紹介】
卵の賞味期限は通常、産卵日から3週間だが、実は冬場なら57日間は生食可。卵に限らず、ほとんどの食品の賞味期限は実際より2割以上短く設定されている。だが消費者の多くは期限を1日でも過ぎた食品は捨て、店では棚の奥の期限が先の商品を選ぶ。小売店も期限よりかなり前に商品を撤去。その結果、日本は、まだ食べられる食品を大量に廃棄する「食品ロス」大国となっている。しかも消費者は知らずに廃棄のコストを負担させられている。食品をめぐる、この「もったいない」構造に初めてメスを入れた衝撃の書!
【期限設定の秘密】
食品の期限設定は2種類存在しています。
一つは「賞味期限」もう一つが「消費期限」です。
聞いたことがある方も多いと思いますが、この二つの意味をしっかりと理解している方は少ないのではないでしょうか?
「賞味期限」とはその食品を「おいしく食べられる期間」を指しています。
「消費期限」とはその食品の「食べても安全な帰還」を指しています。
つまり「賞味期限」が過ぎているからといって捨てる必要はないということです。
【販売期限】
コンビニなどでは賞味期限が近いだけでお弁当などを大量に捨てていますよね?
これは賞味期限とは別に「販売期限」というものが存在しているからです。
本来ならば賞味期限内の食品を売っても何ら問題はないのですが、ほとんどのスーパーやコンビニでは賞味期限の「2/3」程度を「販売期限」に設定している為、大量の食品ロスが生まれてしまうのです。
【感想】
いつも見かける大量廃棄は色々な期限が原因だとは思いませんでした。
特に販売期限は商品を売る上で仕方のない部分もあるかもしれませんが、個人的にはすごく無駄なシステムでもう少しどうにかできるのではないかと思ってしまいましたね。