書籍紹介【大学大倒産時代 都会で消える大学、地方で伸びる大学】
みなさんこんばんはRNです🐱👤
先日学生時代の友人と遊ぶ機会があって、その時に色々な話をしたのですが、その友人が通っていた大学のキャンパスが1つ無くなることになったと聞きました。
なんでも入学者が年々減り続けて、本キャンパスだけで十分な人数になってしまった様です。
自分と関係のある大学が無くなるって不思議な感覚だなぁと思いつつも、なぜ最近大学が減りつつあるのか気になりませんか?
今回はそんな減りつつある大学の状況について解説された書籍【大学大倒産時代 都会で消える大学、地方で伸びる大学】の紹介です!
目次
【どんな書籍なの?】
大学全入時代となった現在、日本の大学がどの様な状況になっているのかを紹介している一冊。
【内容紹介】
18歳人口の本格減少と地方の衰退が、全国の大学を直撃!どう生き残るか!?すでに熾烈な戦いが始まっている!まず、地方の中堅私立大学が危機に陥り、都市の私立大学下位校に連鎖する。有名私大も安閑としてはいられない。旧帝大系などの有力国立大でも、格差が広がる。15年後には、100校が消滅している―。「悪夢」と「希望」が交差する現状を徹底分析!!
【大学の現状】
現在日本は「大学全入時代」となっており、完全に「売り手市場」となっています。
となると、入学者が少ない大学は必然的に衰退していく運命にあると言えます。
これに対して大学側は厳しい状況にも関わらず「人気学部・学科の増設」などで現状打破を図ろうとする為、非常に厳しい状況が続いてしまいます。
【18歳の人口】
そもそもなぜ入学者の取り合いが必要な状況になってしまったのかと言うと、大学進学を控える18歳の人口が大きく関係しています。
この書籍によると大学進学を控える18歳の人口は2031年には2017年に比べて「約20万人」減少すると言われています。
これによって時間が経てば経つほど中堅以下の大学が消滅していきます。
【感想】
私の母校は比較的マンモス校と呼ばれる大学だったので心配はなさそうですが、近くにある小さい大学がこれから消える可能性があると思うと少し寂しい感じがします。
大学が高齢化社会の影響を受けて、厳しい現状になっていると言うのは、これから考えて解決していかなければならない問題だと思いました!