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映画紹介【フォックスキャッチャー】

みなさんおはようございますRNです🐱‍👤

最近本よりも映画を観る機会が増えています。

というのもまた実話系映画にハマってしまいまして、フィクションの様な物語が実話だったと思うと何とも言えない感覚になるのが好きなんです。

今回は最近観た映画【フォックスキャッチャー】の紹介です!

 

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目次

 

 

【どんな映画なの?】

ベネット・ミラー監督が贈る、アカデミー賞5部門ノミネート&カンヌ映画祭賞受賞の骨太サスペンスです。

 

【内容紹介】

カンヌ映画祭監督賞受賞の骨太サスペンス!この世にも奇妙な実話は、1984年のロサンゼルス・オリンピックで金メダルに輝いたレスリング選手、マーク・シュルツに届いた突然のオファーから始まる。有名な大財閥デュポン家の御曹司ジョン・デュポンが、自ら率いるレスリング・チーム“フォックスキャッチャー”にマークを誘い、ソウル・オリンピックでの世界制覇をめざそうと持ちかけてきたが…。

 

【人物像から描かれる】

この映画は主に「大財閥の御曹司」「レスリング兄弟」を中心に物語が展開されていくのですが、この人物像が実にわかりやすくなっています。

御曹司のジョンは人に認められたいという感情が歪んでしまった人物。

レスリング兄弟の兄であるデイヴはしっかり者で誰に対してもおおらかに接することができる人物。

レスリング兄弟の弟であるマークはレスリング一筋でありながら、どこか自分に甘えてしまう部分が多く、デイヴがいないと自己管理ができない人物。

といった様に人物像がハッキリしている分、物語がスムーズに理解できます。

【徐々に異なる人物像がぶつかる】

ここまでハッキリと人物像が分かれていると、もちろんお互いにズレが生じてきます。

この映画では始めこそ未来の希望に向けて意気揚々と頑張るのですが、後半になっていくにつれて、人物像のすれ違いや度重なる不運などが相まって悲壮感漂う展開になっていきます。

 

【感想】

パッケージの雰囲気から熱いスポコン系だと思っていたのですが、全く正反対のリアリティに溢れた悲壮感漂う物語でした。

実話を基にしているのでリアリティがあるのは当たり前なんですが、それでも人物像が濃く表現されているこの映画では、感情移入がしやすく余計にそう感じる部分が大きいと思いました!